伊勢神宮の鳥居

あけましておめでとうございます。
みなさんは初詣でに行かれましたか?
今回、伊勢神宮の内宮の入口にある大きな鳥居(高さ7.44m!)について調べてみました。
内宮の入口の大鳥居は橋をはさんで二つあります。
この鳥居、実は20年ごとに替わっているのをご存知ですか?
しかも再利用なんです。

奥の大鳥居は内宮の正殿で使われていたヒノキの太い棟持柱(むなもちばしら)を削りなおして用いられています。
そして、手前の入口にある鳥居には外宮のものが使われています。

正殿は20年ごとに建替えられています。そして鳥居も20年ごとに替わるということに。

伊勢神宮の鳥居として20年たった後も、奥の鳥居は鈴鹿峠のふもとの「関の追分」の鳥居になり、そして、手前の鳥居は桑名の「七里の渡」の鳥居となります。
関の場合、その後も氏神・春日神社の御手洗の柱や屋根の修繕に用いられます。


伊勢神宮 内宮 鳥居前にて

<担当者より>
伊勢神宮では、ほかの古材についても、古来から由緒の深い全国の神社にむだなく用いられます。
神宮内の森林から厳選された木材を使われているとは思ってたのですが、大切にリサイクルされていたのに驚きました。風雨にさらされていても60年もつ木材ってやっぱりすごいですよね!

今回の参考・関連・情報源
◆伊勢神宮ホームページ
http://www.isejingu.or.jp/shosai/naiku/naiku.htm
http://www.sengu.info/qanda02.html

 

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